マシニングとは?旋盤との違いを解説!

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マシニングとは

マシニングとは、機械にプログラムを入力して、プログラムの指示通りに動き、金属加工を行う事。

汎用フライスにパソコンが付いた感じと言ったらいいでしょうか。

穴あけ、タップ加工、正面フライス、エンドミル加工を行います。

回転数、送り、スタート位置などを入力します。

プログラムについて

プログラムとは動きを指令する言語です。

例えば、言葉でも日本語、英語、フランス語とあり、日本語では「右へ10歩進め」と指示するのが、英語では「I go ahead ten steps to the right」とかなる訳です。(英語は詳しくないので、分かりませんが)言い方が、違う訳ですよね。

プログラムでもGコードや対話式などの言語があり、指令の仕方が違います。

Gコードは、例えるなら、何も無いアパートに、自分で家電を揃えていきます。設定を細かく出来ます。反対に対話式は、家具家電付きのアパートって感じですね。細かい設定はやりにくいです。

Gコードを使用しているメーカーはファナック、オークマ、日立、森精機、牧野フライスなどです。
対話式は、マザック、オークマが扱っています。オークマはGコードとOSPという対話の両方あります。

対話式はテンプレートが決まっていて、それに沿って門答していき、図を描いていきます。扱えるようになれば、プログラムが速く簡単に作成出来ます。簡単な加工であれば、対話式はかなり楽にプログラムを作成出来ます。ただし、複雑な形状や本来使う工具とは違う工具を使いたい場合などは、エラーが発生するので、ちょっと誤魔化す事をしなければ、ならないですね。加工的にちょっと変ですよ!?と言ってくる訳です。Gコードはその逆ですね。工具登録が変であっても動きます。どちらもイイ所、悪い所あります。

旋盤との違い

回転するものが
マシニングは工具が回転する。旋盤は品物が回る。という事でしょうね。

  • マシニングは工具が主軸に取り付き回転して、固定されている品物を加工します。
  • 旋盤は、主軸工具は止まっていて、テーブルが回転して固定された品物を削ります。

形状は
マシニングは四角い物、旋盤は丸い物が主になりますね。
マシニングは丸いのも出来ますけどね。

1個取りか多数個取りか
旋盤は爪に取り付く品物が1個のみになるので、加工は1個づつになります。
マシニングは、例えばバイスが2個あれば、2個取り出来ます。多数個取りは、工夫次第になります。

マシニングでも、5軸機などは旋盤のような事が出来たり、逆に複合旋盤もマシニングのやる加工が出来たりしますね。

旋盤は、品物が回転するので、段取りし忘れたり、クランプが弱かったりしたら小さな品物が飛んでいきます。

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