向いてない人
僕なりに、マシニングをするべきでない人を考えてみた。今まで見てきた人や自分の経験から思う事を書き出してみました。あくまで僕の勝手な想像です。
- 数学が出来ない人
- 先読み出来ない人
- ひらめきが無い人
- 勉強しない人
- 注意力が無い人
- コミュニケーション出来ない人
- 失敗から学ばない人
- メンタルが弱い人
数学が出来ない人
これは、そもそもマシニング自体が「数字」を扱う仕事の為、数学が出来ないと、仕事にならない。
簡単な計算であれば足し算、割り算、掛け算、割り算は暗算ですぐに、答えが出て、計算機を使うのは、複雑な計算か確認するかにした方がいいかと思います。
特に高校の三角関数が出来ないと、角度あるような品物は出来ません。
先読み出来ない人
加工において、完成するまでの道、つまり加工工程や加工手順を先読みして、加工をしていく必要があります。
焼き入れ前後の加工を決めておく、公差部分の仕上げるタイミング、など攻め方を考えて、シナリオを作ってからのスタートになります。
ひらめきが無い人
こうしたら、うまくいくんじゃないか?と思う事が大事かと思います。
それをする事によって加工スピードが格段に速くなったり、間違いがなくなったりするからです。
ただ、変更するのに、上司の許可が必要な場合は、許可を得てからにしましょう。
勉強しない人
注意力が無い人
ポカミスや凡ミスが起きてしまうのは、簡単な確認不足であったり、注意力がなかったりします。
あまりに不良が多く作ってしまうと、本人がツライばかりか、会社にも損失を被ります。
コミュニケーション出来ない人
金属加工において、他部署との関わりは必ずあります。それは工程があるため、どの工程からスタートして完成していくのかというのがあります。
例えば、
6F材ーマシニング荒加工ー旋盤荒加工ーマシニング仕上げー旋盤仕上げー研磨ーメッキ
という流れがあれば、自分がどの部分を加工していいのか、どこを加工してはいけないのかを話していかなければならなので、コミュニケーションは必要になります。
失敗から学ばない人
マシニングでなくてもそうですが、人は必ず失敗はつきものです。
その時、同じ過ちを犯さない事が大切です。
ノートに失敗を書いて、対策も考えておきましょう。
勉強しない人
ある程度の実力がついてしまえば、楽なのですが、一人前になるまでは勉強しておく必要があると考えています。
一人前と思っても、やはり勉強はするべきだと思いますが、新人であれば、なおさらです。
そういった努力は惜しむ事なくやる方がいいかと思います。
辞めるべき会社
これは僕の経験から辞めるべきと思う会社を考えてみました。あくまで僕の勝手な想像です。参考程度に。
- 年間休日が少ない
- 常に求人を出している
- 冷暖房が無い
- 怒鳴る人がいる
- 常に赤字と言っている
- ケチ臭い
- 検査員が多い
- ISOが主役
- 仕事中の雑談、タバコ休憩
年間休日が少ない
年間休日が100日以下だったり、土日出勤が多いのは、人が不足しているのか、仕事が多いのか、とにかく仕事量と人員の配置が見合っていないと思います。
夜勤をするとか、外注に依頼する、新しい機械の導入など、幹部の人たちが、仕事量に対して、どうこなすかを考えていない可能性があります。
常に求人を出している
休日が少なかったり、パワハラ上司がいたりで、鬱になり辞めていく人が多いと、その会社は常に求人を出します。それは根本的に今ある悪い体制が続いていく為です。
冷暖房が無い
僕の感覚では、7割くらいの会社は冷暖房がある会社ですが、無い会社もあります。
そうなると夏は暑くて、品物の精度も出ませんし、人も頭がボーとしてしまい凡ミスを犯してしまい作業効率が悪くなります。また、頭に血がのぼりやすく、怒りやすくなり喧嘩も起きます。
冬は、寒くて風邪をひきやすくなったり、品物精度が悪くなったり、機械が寒くて停止します。
結局、作業者の作業効率が悪くなるというのを上層部の人たちが理解していない為、色々な問題が起きます。求人には冷暖房ありとうたっている会社もあります。
冷暖房の投資にはお金がかかってしまいますが、人が辞める理由になったり、様々な問題を起こさないためにはあるべきだと思います。
怒鳴る人がいる
怒鳴る人がいるのは、根本的に社長がそれを黙認している事が多いです。
分かっている問題の対処をしていません。
そうなると辞める人が出ますし、辞めれば、募集して新人を雇い、教えて、また辞める事の繰り返しになります。
そういう人は、とにかく、説教話が長くて自分勝手だったりします。行き過ぎた指導だと当人は分かっていない。
現場の職人さんは、癖の強い人が多いのは常ですが、これからは、そういう人に付いていく人は減っていくかと思います。
他部署であっても怒鳴る人がいるのは、会社全体的によくありません。
そういう人を出世させてしまうのは、後輩が辞めたり、育ちにくくなります。
常に赤字と言っている
赤字であっても黒字であっても、常に赤字だと言っている会社は、常に社員のお尻を叩く会社かなと思います。
社員のボーナスや昇給をためらったりします。
ケチ臭い
エアコンがあるのにエアコンつけてはいけないとか、500円の道具の購入にお金を使いたくないとか、作業者さえ我慢すればいいという考えで作業効率が悪くなる事を分かっていません。
検査員が多い
自社、客先共に検査員がいるのは、過剰な品質管理をするようになります。
検査員が多ければ多いほど、品質、精度は厳しくなる。
検査員AがOKで検査員BがNGであれば、NGになってしまったりします。
品質が極端になり虫眼鏡で見ないと分からない傷を不良扱いされたりする場合も。
検査人員が多いと無駄な検査をし始める。
多い検査員であれば、社長や幹部が、部署移動させるべきかと思う。
不良の発見や、3次元測定で品質を保証する役割なのだが、測定結果や品質が悪いと、怒鳴ったりする事が多い。そういった検査員は自分が加工をやらないので、加工にどれだけ苦労したかを分かっていない。その品物の取引先の客質も悪いかと思う。
僕の見てきた検査員は、〇×の品物より△の微妙なラインの品物が、ひどく怒っていた。
組み立てて機能的には問題ないとは思うが、結局NGや要修正になる事がほとんどでした。
あれもダメ、これもダメとなると、そもそもの加工自体が出来ない。
加工者自身、心配事が増えてしまう悩みの種に。
品質保証は自分で行う会社がいいかと思います。
ISOが主役になっている
ISOがある会社は外から見たらよく見えるのだが、加工者にとってはあまり関係ないし、加工以外の余計な仕事が増える事が多い気がします。
ISO絡みの会社の規則、決まり事が増えて窮屈な世界になっていくように思えた。
その決まりことも、過剰さや異常さがあったりする場合がある。
それはISOを担当している人が、どこまでやるかになるわけだが。
加工者は加工が主役のはずが、ISOの為にやらなければならない事が多くなり、加工時間が減ってしまう。
不良を起こした人が、朝礼で発表しなければならなかったり、原因と対策を言わされたりします。
加工者は損だなあと思う時ですね。
僕の愚痴ですが、例えば、不良を起こすと、その材料が無駄になり、ECO活動に反する事になり、不良報告書を書かされたり、なぜ、不良が起きたかを永遠と追及され、半日ほど、門答で無くなった時があった。そこまで言うのであれば、加工自体しない方がいいし、客から引き受ない方がいいし、もっと言えば人間自体がいなくなる事がエコになるのではないかと思えてしまうほどであった。追及もほどほどにして欲しいものです。
仕事中の雑談、タバコ
仕事時間であるにもかかわらず、仲間と雑談が長かったり、タバコを吸いにいく社員がいるのは、そもそも不真面目に思えます。悪く言ってしまえば、質の悪い人です。
勤務中なのに、そういう事をしている人を注意する人がいないのも問題です。
仕事中のタバコ、雑談が当たり前になり、だんだんと、それが長くなっていきます。
そういう人は、なぜか、えらい事を言うんですよね。
そういう人たちと一緒に仕事はしない方がいいかと思います。
みんなの声
とあるSNSのみんなの声を載せます。
有給を使おうとすると上司が文句を言う。
おつぼねさんが、えばっている。
飲み会が多く、参加を強要させられる
ずっと会社の不平不満文句、
従業員の悪口を言う先輩がいる。
材料置き場に置いた材料が少し斜めに置いたら先輩上司が怒った。
整列させて置かなければならなかったらしい。
爪でひっかかるかえりのバリが残っていたらNGを受けてやり直しさせられた。
教養の無い教育者がいる。
俺のやり方が正しいと主張する上司がいる
残業を強要させられる。
給与が低くて仕事が多い
新入社員に教えても、すぐ辞める
教えても理解しているのかどうか不明。
加工不可能な仕事を営業が取ってくる
上司が自分がしたくない仕事を押し付けてくる
椅子がないので、ずっと立ち続けて腰痛が起きる
人の不良や遅刻は許せず、自分のは許せる先輩。
検査員がうるさいし細かい事を言う
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