マシンバイスに治具を取り付けてみる。

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バイスに治具を取り付ける

バイスでくわえる事が出来ないワークは、治具を使って固定クランプさせる事が多いです。

その治具ややり方を少しですが、事例と共に、絵を入れて紹介していきます。

少しでも、参考にしていただければ幸いです。

締め板を付ける

図1:締め板を取り付ける

  • 青:ワーク
  • 緑:ブロック
  • 赤:ボルト
  • オレンジ::締め板

ワークをバイスでくわえて、さらに締め板で締めます。赤色のボルトは、バイスにタップがあいているので、それを利用します。

公差穴があったり、歪んではいけない加工は、バイスの力は弱くしめて、締め板を強く締める事で、仕上がり時に歪みを減らせます。

長いワーク

図2:長いワークをつかむ

  • 青:ワーク
  • 赤:治具
  • 緑:ボルト

バイス上面に治具を設置します。

治具はL形の形状で座グリ穴をあけてバイスに取り付けます。

取り付け時は、通りだし、平行をピックで見ます。

バイスの口の広がり以上に広げたい時はこれを利用します。

口の広がりの最大から+50~+150ほどは広がります。

締め板を付ける

図3:治具を乗せる

  • 赤:治具
  • 青:タップ

凸形状をバイスでくわえて、タップ穴を加工した治具です。

重いのでアルミを使用します。クレーンがあれば、鉄でもいいです。

クレーンを使う場合、アイボルトで吊る事が出来るタップを4コーナーに作っておきましょう。

タップ穴を利用して、締め板でワークを固定する段取りが出来ます。

ワークが高い

図4:高い加工がある時の治具

  • 赤:治具
  • 青:ワーク

T時の治具をバイスの固定と可動の口金に取り付ける事により口金を高くする事が出来ます。

コチラの記事を参考に

平行台を変える

治具を取り付けるのではなくて、平行台を変える事で加工に幅が出来ます。

参考記事を載せておきます。

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